どんぐり倶楽部の糸山先生の雑記帳

絶対学力を育てる[どんぐり倶楽部]の糸山先生が書いている日々の雑感

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2014年09月09日
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教育再生=過疎解消=学力向上=人口分散=地方再生=国力向上=〜」
 これらのことを一度にまとめて可能にすることができますよ。
 簡単に、お金も時間も使わずに。

http://plaza.rakuten.co.jp/sekurabe/diary/201306140000/
2013年06月14日
<家庭学習と学校のテスト>
家庭学習、どうされてますか?
我が家は、長男5年生。次男2年生。5年生にもなると、塾通いの子供が増えて来ました。進学塾やECCなど。
ECCは国語や算数もやっているのですね。2年生は、公文とチャレンジが多いです。
次男の同級生たちが公文を始めたのは年少~年中の頃でした。その頃我が家ではすでに長男が「どんぐり倶楽部」
の勉強を始めてましたのでいろいろ話したり、糸山先生の本を貸してみたりもしたのですが、
いま、子供は嫌がってるけどとりあえず行かせてるそうです。
月謝が6000円ほど×2教科かかるから。学校の算数プリントで、繰り上がりか繰り下がりを思い違いでやり方を間違え、全部×だった時、びっくりして慌てて公文に行ってみっちりプリントさせたと聞きました。子供の学力は気になるものです。賢くなってほしいと思う気持ちは皆一緒です。

今はどんぐり一筋の我が家ですが、ここに来るまではいろいろありました。 
 
長男が年長の初夏、庭で水遣りをしていたら学研のセールスの方が来られました。いつもセールスは断るのに、なぜか話を聞くことに。初めての子の小学校入学が見えてきた時に
「今の小学校の教科書はこんなんですよ」
「テストはこんなんですよ」
「お母さんの頃はこう習ったでしょうけど、今はこう習うから下手に親が教えてはいけないんですよ」
 といった話を聞いて、不安になり、良い教材を与えたいと思ったのです。そして5万円弱も出してニューマイティ1年生のドリルやDVDのセットを買いました。その後、今度は添削教材についても調べていました。学研のニューマイティは少しレベルが高く、面白みもなかったので、ベネッセのチャレンジの、添削テストだけでもやらせたらやる気が出るかな?なんて考えていました。普段の自宅学習はニューマイティでやり、チャレンジはテストだけ利用するという感じです。

今から思うと、なんてことを子供に課そうとしていたのかとゾッとします。
 
ネットで調べていたとき、どこの掲示板だったかで「我が家はどんぐり倶楽部の良質の算数文章問題をやらせている」という、あるお父さんの書き込みに出会いました。その可愛らしいネーミングと、「良質の」という言葉に惹かれ、
「どんぐり倶楽部」を検索し、HPに辿り着きました。それからは時間を見つけては、当時まだ終了していなかった掲示板を過去ログから全部読みました。衝撃を受けました。この子たちはどんぐり倶楽部でやっていこうと決めました。
<中略>
授業を、先生から教わることを、新鮮に味わえるようにはどうしたらいいのか、どんぐりのHPに答えがあります。
もし落ち着いて授業が聞けないようなら、何が原因なのか、どうすればいいのか、それも全部。

昨日持って帰ったテストです。毎日毎日外遊びに明け暮れている長男です。予習も復習もしません。宿題は、計算も漢字も少しだけです。学校の授業と週2のどんぐりでこんな風に育ちました。理科の実験と調理実習がある日は、前の晩から楽しみでウズウズしている好奇心の塊です。

20130614
今お子さんの学習法を模索している方、一緒にどんぐりを始めてみませんか。
子供の成長と進化を真横で見られますよ。そして、親の身勝手さに気付かせてもらえます。
子どもと一緒に親も育ちます。

<追記...糸山>

*子育ては自分育てにもなりますからね。どんぐりなら、一挙両得。

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http://quadri-s.co.uk/index.php?QBlog-20140804-1
2014.08.04
■ステップ(-1:マイナス1)

最近、どんぐり理論やどんぐりに出会ってからの約3年間についてもう一度考えてみる機会がありました。子供(どんぐりっ子:現中2)と様々なことを話ました。いつもそうですが、息子の新鮮な切り口には教えられることが多いです。

もし自分がどんぐりを大人に教える人だとしたら、ステップ0の前にステップ-1がある。
一番最初に自分が親に質問することは

「あなたのお子様をどれだけ知っていますか?」(ステップ-1)

きっと、ほとんどの親は、一番良く知っていると考えていると思う。
でも、自分のプライマリーの体験からして、そうでない場合が多いと思う。
では答えて下さい。

「あなたのお子様は、今、どんな本を読んでいますか?どんなジャンルの本が好きですか?」

「あなたのお子様は、土日などの休日に何をやって欲しいと思っていますか?」

「あなたのお子様は、何をたのしいと思っていますか?」...etc

もしも、答えられないのならば、

「一番最初にそれをやってからにして下さい」
 と言いたい。

なぜそんなことを言うかというと、プライマリー時代の実体験から、それが最も大事なことだと思うから。

プライマリー時代に仲の良いお友達がいました(ずいぶん前に日本に帰国)。
少なくとも、そのお友達の親よりも、自分の方がその子のことを良く分かっていたと思う。
例えば、そのお友達のお父さんは、とても忙しくて、土日もほとんどゴルフなどで家にいないことが多かった。普段は、お父さんなんてどうでもいい、というようなことを言っていたが、実は本当は寂しくて「いっしょにサッカーをして欲しい」と思っていた。お父さんは、お父さんがやりたいことがあるときは、土日にはゴルフには行かないから「なんなんだよ!」と益々寂しくなってしまっていた。受験のために塾に通わされており、表面的には
「オレは...中学校に行きたいんだ」
と言っていたが
「それは親がいつも言っている学校名で、本当は自分は受験はしたくない」
と思っていた。
でも
「こわくてそんなこと絶対に言えない」
と言っていた。

なぜそのお友達が受験をしたくないと思ったかというと、僕と話しをしているうちに「塾に行っていても全然楽しくなくて、今はたくさん遊びたいし、受験は高校受験でがんばれば良いんだ」と思うようになった、と話してくれた。

「子供を知ってから」という意味は、なにも何年もかけてという意味ではなく1週間でも2週間でも良いから土日、本当の意味でいっしょに過ごしてあげて(サッカーを心行くまでしてあげて)という意味。それだけでも、そのお友達はとても嬉しかったに違いないと思う。
そんな思いから、どんぐりがうまく機能するためには
<子供→親&親→子供の信頼(trust and respect)>が100%である必要がある。
99%ではダメ。
初めて聞くどんぐりの手法を完全に受け入れるためには、これが100%でなくては自分は不可能だと思う。自分のどんぐり理論のイメージは「ねんど」のようなもの。その「ねんど」を自分の子供に合うように形を変えるのが親。この時に、親⇔子供の信頼が「100%」でなければ子供はこの手法が正しいと信じてついて行くことはできない。少なくとも自分はそうその時思った。

どんぐりを始めるときに、パパは
「これはまずいことになった」
「今までのやり方は間違っていた」
「自分の今までの人生にかけて、この手法が真理だと断言できる、もう一度だけパパを信じて、パパの言う通りにしてもらえないか」etcと言った。
この言葉は、どれもものすごくダイレクトで強烈で「信頼」がなければ受け入れられるものではなかった。
とにかく、あのときのパパはものすごく鬼気迫っていて、迫力があった。

注:この時、私はできるかぎり今まで間違っていたことを謝った。そしてどんぐり理論がなぜ真理だと思うのか、感じるのか、なども可能な限り説明した。

子供が言う「1週間でも2週間でもいいから」というのはまさにリセット期間に相当することだと思うのですが、いつものことながら、いろいろなことを良く見ているし、考えています。
まだまだ、いろいろなことを話ましたが、こんなことを話すことが子供も私も大好きです。
楽しい時間でもあり、子供にとってはストレス解消にもなっています。

<追記...糸山>
*もちろん、リセットのことを「ステップ(-1)」と表現してくれています。
 一番大事なステップですね。

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http://bun2525.blog.fc2.com/blog-entry-522.html

2年前に出会った絶対学力

ちょうど2年前、娘が小1の9月に町の図書館で偶然手にした本がこちら。

zettaiG

当時の日記を読むと、この本に出会ったことを「衝撃的」と表現している。

でも日記の感想は勘違いだらけで、この2年間に随分と私も成長し、よくここまで軌道修正できたなとしみじみ思う(まだまだ修正が必要です・・・)。

<追記…糸山>

*98%の人は勘違いのまま...×××...