どんぐり倶楽部の糸山先生の雑記帳

絶対学力を育てる[どんぐり倶楽部]の糸山先生が書いている日々の雑感

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2014年09月06日
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*受験塾に通っている人は<ウェルテル効果:自殺の連鎖>に注意せよ!

*少しでも予兆が見て取れる場合の回避策は、全ての学習を即刻中断し、受験をしないと宣言すること。回復すれば、再検討すればいい。ここでは、宣言することが重要である。

<新聞記事より...小6女児2人一緒に飛び降り自殺か(大田区下丸子)>

*2人は中学受験を目指しており、「勉強が大変。寝る時間が少なくなる」などと冗談めかして話していたが、悩んでいる様子はなかったという。

→●悩みではなくストレス(特に半年以上の長期に渡るストレス)による閉塞感が問題なのだよ。全く何も分かっていない!閉塞感からの開放のための手段となっているのだよ。…「どんぐり」でさえも、絶対に「全く勉強をしてはいけない日」を作らなければいけないのだよ。…親が絶対に確認しなければならないことだろ。確認方法は何度も書いているが、親が実際に(数倍の量を)最低でも2週間やってみることだ。

2010年05月20日■異常な学習方法の簡単な確認方法(文責:どんぐり倶楽部)

■イジメでの自殺については下記...こりゃまた見当違いのマニュアル

*<教育委員会・警察>の対処法マニュアル...馬鹿か!
taisaku自殺対応

馬鹿か!記録する?...そんな暇などあるわけ無いだろ!何という臨場感のなさだ。緊急事態の対処法のイロハを知らない。正しい対処方法はこうである。

「いじめ&いじめられ」と子育てについて

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<付記>あえて、書いておきます。受験生を持つ親へのメッセージです。

>遺書のようなものにいじめを示唆する内容は書かれておらず、区教委も「いじめの情報は把握していない」としている。

●さて、これは、事実思考としては、

 親による家庭内での(当事者同士は気づいていないが)陰湿なイジメの構造

 になっていることに、どれほどの人が気づいているのだろうか。

 そして、この後の取材で出てくる言葉は、往々にして、

 理由が本人が望んだ受験であり、親はできるだけストレスをかけないように気を配っていたという内容だ。

  これは、子供の言い訳である。

 もっと、客観的に見ることが出来なければ、ストレス抜きをしていないその事実そのものがイジメに相当するのだからね。

 その現れ(反応)が今回の事件なのだからね。<つぶやき>一つでも「オーバーフロー現象」だと認識すべきなのだ。

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「オーバーフロー現象」

「予兆・兆候・サイン・合図」は、自然現象の前兆のことであって、人間が発信するSOSとは異なる。何らかの異変があった時に「暫く様子を見る」対応はあり得ない。人間の発する異変は、常に、既に正常な感情の下では我慢できる限界を超えて閉まっていることの表明である、オーバーフロー現象なのである。それなのに、

「チョット注意して見守っておきます」

「様子を見ます」

 なんてのは、あり得ない。

 この危機意識の低さは、日常的におかれている世界がそもそも異常だからである。

 保護者は、「絶対正常感覚」を取り戻す必要がある。

 子供同様に、保護者も、家庭内での毎日のリセットが必要だということである。

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*2014.09/06...追記

引用:産経ニュース

誰も女児を救えなかったのか…

東京・渋谷の生後3カ月女児虐待死事件

「苦しむのがエクスタシー」少女Aの異常な心境

2014.9.7 12:00 

■生後3カ月の女児が殺害された:視庁に8月、殺人容疑で逮捕されたのは、18歳の少女A。

 女児を預かり、別の18歳の少女Bと一緒に虐待を繰り返していたとみられ、最後は命までも奪った。

 Aは虐待行為に「苦しんでいるのを見てエクスタシーを感じた」と異常な心境を告白。

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<糸山泰造:補記2014.09/06>

*これは、異常心理ではないよ。そう感じるようになってしまう<生活環境>で育っている子供がAだったってことだよ。佐世保の女子高生(佐世保女子高生殺害解剖事件)と全く同じ<非人間的内的環境>を持っているということなのだよ。外見的には、社会の上層と底層に居る二人だが、こころの中の環境は同じだから、「好み」が同じになるのだよ。その共通原因は、どちらも、非人間的な生育環境である。

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