どんぐり倶楽部の糸山先生の雑記帳

絶対学力を育てる[どんぐり倶楽部]の糸山先生が書いている日々の雑感

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2014年07月07日
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その人の価値は、

その人が、何を大事にして、
日常生活を暮らしているかで決まる。

何をしたかではない。

というのも、
その時が来たら、
その人は必ずそれをするからである。

つまり、
その人が生きている間に、
その機会が来るか来ないかは、
その人の価値を左右する
要素にはならないということだ。

時代の流れもある、
環境もある、
天命もある。

しかし、
どんな場合でも、
その人の価値は、
その人が決めるのだ。

その人が、何を大事に日常生活を暮らしているか。

ただし、本気でね。

 

2014年07月07日
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単純なことが基礎基本だという勘違いは、致命的な学習プランの過ちを誘発する。
単純な構造のものばかりをしていると、単純な見方しかできなくなる。
しかも、その単純なことを基本と思っていると、反復させることで、異常に単純な見方考え方を強化することになる。
やればやるだけ、応用のきかない硬い頭が出来上がる。
それどころか、複雑なものに拒絶反応を示すようになる。
複雑なものとは、思考そのものである。
ということは、基礎基本の勘違いをしていると、やればやるだけ考える力がなくなっていくというパラドックスが生じる。

学校での、高速・大量・反復は、まさに、この悪影響を与えていることになる。

単純なものの中に複雑なものを見つけるのは不可能である。
逆に
複雑なものの中に単純なものを見つけるのは簡単である。

基礎基本とは「何にでも応用できる万能力のこと」である。

例えば<デンタくん>は、
年齢・性別・国籍・能力を問わず、誰にでも万能計算機を提供する。

<参照>
愛すべき自閉っ子の成長日記→http://tainikki.exblog.jp/i16http://tinymce.moxiecode.cp/mce_temp_url
2013年 12月 24日
デンタくん!!!
算数試行錯誤中。計算に時間がかかり、得意な視覚を使ってないので、苦しんでいる息子くん。いろいろ取り組んで以前よりはましなりましたが、日によって違うし、冬休みの宿題は計算プリントの山。プリント見ただけでストレスを感じることには変わりがありません。ソロバンもやってみたのですが、イマイチ進展がなく。(足して引いての作業が多いから混乱するみたいでした)以前も紹介しましたが、絵で解く算数のどんぐり倶楽部。ここで紹介されている方法がまさに視覚を使うものなので、試しにやってみました。その名もデンタくん。
http://reonreon.com/finger-2.html
手と足の20本の指先を視覚でイメージングして足したり引いたりするもの。どんぐり倶楽部ではあくまでも学校の授業の中での計算で使うためのもので、暗算を推奨するものではないらしいんですけどね。(どんぐり倶楽部ではどんな計算でも暗算ではなく丁寧に筆算を使うことを推奨しています。)なんとか視覚でイメージしてもらおうと、
ブロックもおはじきもドッツもソロバンもやってみたけど息子には視覚でイメージするには至らなかったのですが、このデンタくんを使って計算をさせたところ。(学校の冬休みの宿題の計算問題で試したのです)なんとなんと...!!!...今までの息子とは別人のようにスラスラ解くではありませんか!!!
速いですよ、速い!いや、計算が速くなったということもですが、
息子自身にストレスがないということが良いではありませんか。
聞くと、まさに頭の映像を見ながら計算できていたらしい。
学校で習った10を作ってやる方法よりも、デンタくんのほうがストレスがなかったようなんです。
ちなみにネットの画像を見せてちょっと説明しただけでできました。
手足をイメージするところが、イメージしやすくてよかったんでしょうね。
あまりにすんなりできたので、興奮してブログ書いちゃいました。
息子にマッチした方法が見つかってよかった〜。(20以上の数でも応用できるのかな。詳しくサイトを読んでみないといけませんけど。)
↑追記:デンタくん3以上の方法で無限に暗算できるようですが、どんぐり倶楽部では暗算をすすめていないので、デンタくん2までにしましょう、という考え方のようですね。
さて、どんぐり倶楽部では九九の三角視算票なるものもあるらしく、視覚で覚えることができるものだそうです。
こちらも気になります。2年生になったらこちらも活用してみたいと思います。
2014年07月08日
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*子供達は、特に低学年であれば低学年であるほど、
 本当に誠実に指導者の言うことを、守ってくれます。
 
 ところが、使っている教材がお粗末だと、
 結果は、その誠実さや努力とは反比例するのです。
(理論が正しければどんな教材でも修正はできますが、
 まず、お粗末な教材を使ってる人が正しい理論を持っていることはありません。)
 
 努力したら、努力した分が、考えられない頭を育ててしまうんです。
 
 そんな教材は、余りにも残酷ではありませんか? 
 
 私達は、子供達の誠実さに対応できる教材しか作ってはいけない。
 
 そう思って教材を作っている人はいないのでしょうか。
 
 文章問題だけではありませんよ。
 
 誰が作っても同じになるように見える、計算問題でも、その姿勢は分かります。
※どんぐりの「これだけ算数・計算編」を見れば一目瞭然です。 
 
■筆算練習のハズなのに、最初から筆算が書かれてある計算ドリル
→筆算を書かなくなる計算ドリルということです。
 
■漢字練習帳なのに、漢字を縦に書くようになっている漢字ドリル
→ お手本を、見ることは出来ない上に、お手本の通りには書けなくなる漢字ドリル。
*お習字の時の「お手本」の位置を思い出してくださいね。
 ボトムラインが同じでないと、同じ文字は書けないのです。
 
■文章問題なのに、文章を楽しめない文章問題ドリル
→文章問題をしている時間が感性を潰している時間になります。
→幼児・児童期の学習は常に感情を壊す時間があってはならないのです。
*ましてや、「合わせて→+」なんてのは、「愚の骨頂」です。
 優しく言っても<感情破壊+お馬鹿製造機>の問題です。
 
*これらの問題を、マジメに努力して、一生懸命に頑張って、
「何も考えられない頭」にさせられて 、「知りませんでした」はないでしょ。
 
※努力したら、努力しただけの「力」が育ち、「思考力」が100%生まれる教材を使うこと。
 選択するのは親です。保護者です。先生ができれば全く問題ありませんが、現状では無理です。
 
 私は、そういう教材を見ると、文字通り<吐き気>がします。
 
・思考力養成と書いてあるのに、 ヒントだらけの問題集何じゃそりゃ?
 
・教えませんと言いながら、一斉授業で解法の解説をしている****学習会…どういうこっちゃ?
 
●よくよく気をつけないと、単なるパターン学習を体よくカムフラージュされて、
 自力で解けるようになっているかのような錯覚を起こさせる手法がありますからね。

 

2014年07月08日
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●Nokolaboで、1年かけて「考える習慣」を育ててきた。

 それぞれが、考えられるようになってきた。

 驚くべき進化をとげる子も出てきた。

 また、逆に、予測通り、全く進化しない子もいる。

 

 その子の努力(特に時間)は、「全てが水の泡」である。

 

「全てが水の泡」ってことはないでしょう。長い人生では〜。

 などと、呑気なことをいう人もいるが、水の泡である。

 

*考える習慣が身についていない子供達には共通点がある。

 

1.ゲームをしている(DS〜カードゲーム)...得意気に話す子は要注意,

2.宿題制限をしていない

3.保護者が全く変わっていない。

ゲーム時間について

*耐性の問題もあるので、個別には大丈夫な子もいるが、その大丈夫な子でも、

 予測通り、やはり進化は非常に鈍い。もったいない限りである。

 

*Laboでは数十台のビデオを使って詳細な記録をとっている。

「動かぬ証拠」ではないが、変わる意志が見える保護者には見せることにしている。

 その気のない保護者には見せない。そんな時間はない。

videocamera←ビデオカメラの一部→もちろん、呆れられていますよ…へへへ。

 

<参考記事>

§ゲームを買い与えるなら覚悟を<どんぐり学舎>

§ゲームのこと<Ham&Eggs>

●さて、この<ゲーム>を、<携帯・スマホ>と置き換えても同じことが言えるのですよ。

§それでも持たせておきますか?<どんぐり学舎> 

●さて、意外だと思いますが、この<ゲーム>を、宿題の<お粗末3点セット>と置き換えても同じことが言えるのですよ。

§宿題の調整後<Ham&Eggs>

 
*宿題にかぎらず、学校で「計算カード」が始まった途端に
「考えられなくなった」という事例はごまんとあります。
 どんぐりをしていると、リアルタイムで分かります。 
 高速・大量・反復は危険なのです。 
「ウチは大丈夫、宿題なんて10分程度だから」と言われていた家庭のお子さんは、
 大方やられていました。でも、気づいてはおられませんでしたよ。
 だから、手当が遅くなる。能力ではなく、時間との勝負ですからね。