移植
●まず、コチラの記事を読んでいただきたい。最下段にも抜粋。
http://plaza.rakuten.co.jp/usako585/diary/201407180000/
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どうしよう。
目眩がするほど、明らかな学力差があっても
誰も気付かないこの現実を
保護者に知られないようにすることが可能な日本の教育界とは、
夢幻(地獄絵図)の世界のようである。
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気分転換に、昨日の能古島往復海上個人タクシーの旅のお裾分け。
福岡県:姪浜渡船場〜能古島への<海上タクシー>
*こんな小さなiPodnano_5thがビデオになるんですよ。
*昨日は、父の百ヶ日法要で佐賀・実家にいきましたが、前日(金)のNOKOLABOでの、夏休み前の最後の「どんぐり教室(7/20-8/31まで教室も夏休み)」にSCS(脊髄刺激装置)のスイッチを忘れてきたことを思い出して急遽、回り道をして、能古島までスイッチを回収に行ってきました。
フェリーの時間が合わなかったので<海上タクシー>をチャーターしました。
素敵な夕陽の時間だったのでiPodnano_5thで録画しました。
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明日は明日の風が吹く:2014.07.18どんぐり集会(6回目) (2)
昨日は、6回目の集会日。小6女子3人が来てくれました。回を重ねる毎に、みんな、慣れてきつつ、差はひらきつつです。
描ける子、描けない子。
差がどんどん開いています。
3Mにトライしてみる子(描いて解けた)、
0M、1Mのままの子(描けない、解けない)。
描けない子、実は、先日の算数のまとめのテストでは100点を取ったそうです。6年生のテストで100点取るってスゴイのではないか?普通はそう思うと思います。
それなら、
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<1MX12>
きょだいハムハムたちと ふつうハムハムたちが あそんで います。
きょだいハムハムは ふつうハムハムの ちょうど はんぶん います。
かぞえてみると、 みんなで 18ぴき でした。
では、 ふつうハムハムは なんびきいるのでしょう。
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6年生のテストで100点取ってる子なら簡単に解けるのではないか?・・・と思われるかもしれませんが。
実際は、〇を18個描きました。そして、それ以上は描けませんでした。
この日は「18」という数字すら、絵の中に書き込めませんでした。
いったいどこまで遡れば、描ける問題にたどり着くのか。もう、年長問題しかありません。
どんぐり問題もそうですが、難問を解くためには、思考力はもちろん、集中力、解ききるまでの忍耐力が必要です。
残念ながら、これら全てが育ってない子もいます。
昨日は明らかにヤル気が見られなかったので注意しました。
姿勢を正して何やら書くも、〇を18個書く事の繰り返しでした。
先日、友人からスゴイ話を聞きました。
その子は中3の男子。高校受験の為に、親が月10万の家庭教師を付けるそうです。希望校の偏差値は分かりませんが、もう後が無い状態だそうです。この子もそれなりに勉強はしてきたはずです。
でも、思うのです。この子に限らず、例えば、タブレットや「書き順マシーン」(←我が家にも未だにある。)、
ヒント満載の教材を使いながら(学年×10分?)机で過ごしても、最終的に中学、高校でそれらの受身状態の集中力で通用するものなのか。加えて、思考力、忍耐力。
アリの行列をジーっと眺めたり、石や積み木を積んでお山を作ったり、空き箱でロボットを作ったり、子供時代に夢中になって最後までやり遂げたことは、その完成した作品以上にスゴイモノが子供たちに付いているのかもしれません。
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●どんぐりマジックとよく言いますが、マジックにはキチンと仕掛けがあって、誰でも出来るように(見えるように)仕組んでありますから、理論を学び、実際にやってみると【痛いほど】現状が見えてきます。
学校の成績が抜群でも、学力のカケラも育ててもらっていない子ほど胸が痛みます。
ガラスの自信が、いつ壊れてしまうのか...。
今、壊してあげて、再構築させることが出来る時間をもらえるのか。
黙って不可能なアドバイスをするか。
子供にだけ真実を伝えるか。
「親は関係ないからな。君の人生は君の人生なんだから自分で覚悟しろ。やるんなら、教えてやる。」
と本人にだけ言ったこともありますよ。
見事に自分で決めましたけどね。
中には、そういう子もいますからね。
判断が難しいです。
*陳腐で貧弱な理論を信じて、キャッチコピーに踊らされて大量の時間とお金を注ぎ込んでいると、
投資の回収をしたくなるようですが、見切りが必要なことは明らかです。
負けた時に考えるべきは、負け方です。そこで、生き方が問われるのですから。
勝ち負けという事象はありません。誰かが勝手に読んでいるだけの呼び名ですからね。
修正をかければいいんです。協力な修正をネ。お手伝いしますよ。
そのための「DONGURI_CLUB」ですからね。
*どんぐりの特徴の一つに、<進化の可視化>があります。数字なんて偽物は使いません。
子供の進化を目の前で実際に親が見ることができるんです。
来年の家庭訪問のためにも、
今年の夏の進化を、キッチリ記録しておきましょう。
子供の頭の中を、常に見える化できる<どんぐり>は、
一つ作品が増える毎に、揺るぎない進化の証が増えるようなものですからね。
丁寧に取り組み、大事に保管しておきましょう。
この証が、何物にも代えがたい力になるのです。
ですから、来年こそは、
(私が尊敬したい)先生たちを、
心臓が飛び出るくらい、顔が赤くなるくらい
心底、驚かせてあげて下さい。
...全世界の子供達のために。
<どんぐりのせいくらべ>より
■今年の家庭訪問のこと。