どんぐり倶楽部の糸山先生の雑記帳

絶対学力を育てる[どんぐり倶楽部]の糸山先生が書いている日々の雑感

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2014年07月18日
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昨日、ラーメンを食べに行った帰りに、音声メモを残した。
今日、書きおこしてみる。いつも、こんなことばっかり考えてます。

<Visual Thinking についてのメモ>

一般に、Visual Thninking というと、非常に雑で陳腐な単なる、
まとめ方、整理の仕方の紹介になっていることがほとんどである。
もちろん、どんぐり理論での Visual Thinking とは全く異なる。

<開始>
確かに図形だけで、まぁ、絵図ですネ。
どうして図形でなくて絵図かということも大事なんですけども、
絵図で考えていくことが大事かなんですが、最も、相関関係を捉えやすいですし、
色んな変形アレンジもできますし、様々な比較も可能にしますね。

ただし、人間の文化は、特に、記録やコミュニケーションについての文化は、
文字文化ですので、まあ、文字文化というよりも、言葉の文化ですね。

言葉の文化ですので、

まず、弟1段階として、その言葉が表わそうとしているもの、
伝えたいと思っている絵図を、その言葉が表現したいと思っている形に
まず自力で再現するという力を要するわけですよ。

これがまず大きなウエイトを占めてくるわけです。

で、まぁ、言葉や文字から、絵図を起こせると、その後の処理としては、
まあ、誰でもできるんですね。目が勝手にある程度はやってくれますのでね。
それなのに、この絵図の再現を経ないで、ただ絵図の操作だけを
鍛えることに力を入れる人がいるんですなぁ。
まぁ、簡単ですし、表面的には「スゴイな」というようなことになるので
見栄えがいいんですが、そこだけを鍛えては大きな手落ちになるわけですよ。
というよりも、それだけでは、全く使いものにならない。
ところが、気付かないんだよねぁ。
まぁ、気付かないからアチコチでやっているわけです。

なぜ役に立たないかというと、

人間の文化は、文字文化ですので、意思疎通を図ったり、
デ-タ交換をしたりするときに使う材料は記号なわけです。
本体である理解する対象・考える対象は見えない状態のままで入力されるんですね。
つまり、文字などの記号を自力で視覚イメージに再現できる力がなければ、
どんなに操作する力があったとしても使えないわけです。

麺がないのでは、ラーメンは作れないってことです。

ですから、その大量の1次データである文字(記号)という情報を、
そのデータが表現したがっている根本的な内容である絵図に自力で描き起こすことができなければ、
Visual Thinking の力は使えないということになります。

ここを勘違いする人が多いんですね。

ここを勘違いして、というよりも見ようとせずに、根本的な内容が絵図ならば、
絵図を動かす練習をすればいいと早合点するんですね。
そうすると、図形とか絵を与えて、動かす練習をさせて、思考力養成になるという、
間抜け指導が行われるわけです。
生徒達は、既存の絵図を見て、動かす練習をするんですね。
麺の茹で方の練習をするんですね。

ところが、今与えられている麺は、実は、
本番では自分が最初から作らなくてはならない麺なのに、
その作り方は一切教わらないのですよ。

茹で方なんてのは、簡単なんです。慣れてしまえば大したことはないんです。
何百種類もないんです。
つまり、今することではないんです。直ぐにできるようになることなんです。
現状では、無意味な事なんです。

それでは、粉から麺を作り出すという最も大事な部分がいつまでも、
育たないことになる。製麺は外注出来ないんです。
それでは、文字から絵図に描き起こすという最も大事な部分がいつまでも、
育たないことになる。思考の材料作りは外注出来ないんです。

ココが難しいのに、一切しない。

難しいからしないと言ってもいいでしょう。

なぜならば、その言葉を書いた人が伝えたいと思っていることを、とりこぼすことなく、
読んでいる方のオリジナルで再現するわけですからネ。
ここに力がいるわけですよ。
また、言葉のトリガー理論(http://reonreon.com/trigger.html)さえも知らないと、
「言葉だから、言葉で理解しよう」とか
「大量に読めば分かる」とか
「読んでいるうちに分かる」とかね。

 そんなのウソですよ。

 偶然に何度も読んでいるうちに、頭の中に視覚イメージを少しずつ作って、
その全体像を見ることができたから、分かることができただけのことです。
ですから、最初から理解するとは、視覚イメージを自力で描き起こすことだと教えていれば
誰でもー読即解ができるんです。当たり前のことです。基本です。こんなものは大原則です。

もう1つは、右脳教育とか言ってますけれども、言葉から自力で絵図を導くという最重要部分を捨ててしまって、
言葉が導き出す様々な絵図の中のほんの一部を勝手な形で取り出して、言葉とのリンクを一切想起させずに、
言わば、死んでいる状態の図形だけを与えて、操作練習だけをさせる人がいますが、全くの論外です。
パズル問題等が代表例ですが、息抜きには、いいでしょうが学習にはプラスの要素はありません。
無味乾燥ですし、感情破壊の危険性を孕んでいる事になるわけです。
尚且つ、この中には、lmmもオリジナルはない。
そもそも、パズルやブロックやヒントの絵や最低の線分図などを御膳立てしてもらった状態で
何かを<考える>という状態は、現実にはない。
例えば、たまたま記録に残っている文字がめるとしましょう。
古代遺跡に刻まれていたヒエログリフであったりとかね。
例えば、そういった文字が残っていたとします。それをどうやって絵図化するか。
それが難しいわけですよ。そこに力が必要なわけですよ。そこが工夫のしどころな訳ですよ。
そこを解決するのが学力ですよ。それなのに、そこをすっとばして、最初から絵図がかいてあるのなら、
誰だってできるわけですよ。
つまり、正しい学習には、手順があるわけですよ。
練習にも手順があるわけですよ。
理解するための手順ですね。
もちろん、思考する時にも、表現するときにも手順があるんですよ。

A再現、B理解、C思考、D表現という段階があるとして、Dだけをやるというのは、あり得ないんですよ。
見映えのいいDという表現力養成だけを練習するってのは、異常なことなんですよ。
非常にキケンな勘違いを起こすんです。
猿真似をしているだけなのに表現力がついたとかね。
付いたのはコピーする力であって、そんなものは生まれたての赤ちゃんにだって備ってる。

Dの練習は、A+B+C+D=Dなんですよ。
Cの練習は、A+B+C=Cなんですよ。
Bの練習は、A+B=Bなんですよ。

繋ぐところに難しさがあるのですよ。
ですから、Cを考えるには、A+B+Cを教えてCなんですよ。
これを知らない人は、AもBも無視して、Cだけを真似させる。
それでできたと思ってしまう。

手順を踏まえて、抜かすことなく、丁寧にやっていかなければ異常な学習をすることになるんです。

ところが今は、バラバラ学習しかやっていない。しかも、順番までデタラメだ。これじゃあ、普通の子供は対応できない。

Aだけ、Bだけ、Cだけ、Dだけ、しかも、BCをすべき時期にDだけをポツンと徹底反復して出来るようにしてしまう。
すると、異常な「できる子」が育っ。BもCも知らないので先につながらないし応用もきかない。

 

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2014年07月20日
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●まず、コチラの記事を読んでいただきたい。最下段にも抜粋。
http://plaza.rakuten.co.jp/usako585/diary/201407180000/
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どうしよう。

目眩がするほど、明らかな学力差があっても

誰も気付かないこの現実を

保護者に知られないようにすることが可能な日本の教育界とは、

夢幻(地獄絵図)の世界のようである。
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気分転換に、昨日の能古島往復海上個人タクシーの旅のお裾分け。
福岡県:姪浜船場能古島への<海上タクシー
*こんな小さなiPodnano_5thがビデオになるんですよ。

nano5 uminoko

*昨日は、父の百ヶ日法要で佐賀・実家にいきましたが、前日(金)のNOKOLABOでの、夏休み前の最後の「どんぐり教室(7/20-8/31まで教室も夏休み)」にSCS(脊髄刺激装置)のスイッチを忘れてきたことを思い出して急遽、回り道をして、能古島までスイッチを回収に行ってきました。

フェリーの時間が合わなかったので<海上タクシー>をチャーターしました。
素敵な夕陽の時間だったのでiPodnano_5thで録画しました。
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明日は明日の風が吹く:2014.07.18どんぐり集会(6回目) (2)
昨日は、6回目の集会日。小6女子3人が来てくれました。回を重ねる毎に、みんな、慣れてきつつ、差はひらきつつです。
描ける子、描けない子。
差がどんどん開いています。

3Mにトライしてみる子(描いて解けた)、
0M、1Mのままの子(描けない、解けない)。

描けない子、実は、先日の算数のまとめのテストでは100点を取ったそうです。6年生のテストで100点取るってスゴイのではないか?普通はそう思うと思います。
それなら、
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<1MX12>
きょだいハムハムたちと ふつうハムハムたちが あそんで います。
きょだいハムハムは ふつうハムハムの ちょうど はんぶん います。
かぞえてみると、 みんなで 18ぴき でした。
では、 ふつうハムハムは なんびきいるのでしょう。
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6年生のテストで100点取ってる子なら簡単に解けるのではないか?・・・と思われるかもしれませんが。
実際は、〇を18個描きました。そして、それ以上は描けませんでした。
この日は「18」という数字すら、絵の中に書き込めませんでした。
いったいどこまで遡れば、描ける問題にたどり着くのか。もう、年長問題しかありません。
どんぐり問題もそうですが、難問を解くためには、思考力はもちろん、集中力、解ききるまでの忍耐力が必要です。
残念ながら、これら全てが育ってない子もいます。

昨日は明らかにヤル気が見られなかったので注意しました。

姿勢を正して何やら書くも、〇を18個書く事の繰り返しでした。

先日、友人からスゴイ話を聞きました。
その子は中3の男子。高校受験の為に、親が月10万の家庭教師を付けるそうです。希望校の偏差値は分かりませんが、もう後が無い状態だそうです。この子もそれなりに勉強はしてきたはずです。

でも、思うのです。この子に限らず、例えば、タブレットや「書き順マシーン」(←我が家にも未だにある。)、
ヒント満載の教材を使いながら(学年×10分?)机で過ごしても、最終的に中学、高校でそれらの受身状態の集中力で通用するものなのか。加えて、思考力、忍耐力。

アリの行列をジーっと眺めたり、石や積み木を積んでお山を作ったり、空き箱でロボットを作ったり、子供時代に夢中になって最後までやり遂げたことは、その完成した作品以上にスゴイモノが子供たちに付いているのかもしれません。
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●どんぐりマジックとよく言いますが、マジックにはキチンと仕掛けがあって、誰でも出来るように(見えるように)仕組んでありますから、理論を学び、実際にやってみると【痛いほど】現状が見えてきます。

 学校の成績が抜群でも、学力のカケラも育ててもらっていない子ほど胸が痛みます。
 ガラスの自信が、いつ壊れてしまうのか...。
 今、壊してあげて、再構築させることが出来る時間をもらえるのか。
 黙って不可能なアドバイスをするか。
 子供にだけ真実を伝えるか。

「親は関係ないからな。君の人生は君の人生なんだから自分で覚悟しろ。やるんなら、教えてやる。」
 と本人にだけ言ったこともありますよ。
 見事に自分で決めましたけどね。
 中には、そういう子もいますからね。
 判断が難しいです。

*陳腐で貧弱な理論を信じて、キャッチコピーに踊らされて大量の時間とお金を注ぎ込んでいると、
 投資の回収をしたくなるようですが、見切りが必要なことは明らかです。
 負けた時に考えるべきは、負け方です。そこで、生き方が問われるのですから。
 勝ち負けという事象はありません。誰かが勝手に読んでいるだけの呼び名ですからね。
 修正をかければいいんです。協力な修正をネ。お手伝いしますよ。
 そのための「DONGURI_CLUB」ですからね。

*どんぐりの特徴の一つに、<進化の可視化>があります。数字なんて偽物は使いません。

 子供の進化を目の前で実際に親が見ることができるんです。

 セミが羽化しているようにね→『分かるとは』『考えるとは』

 

2014年07月25日
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家庭訪問の時期は、とっくに過ぎましたが、
来年の家庭訪問のためにも、
今年の夏の進化を、キッチリ記録しておきましょう。

子供の頭の中を、常に見える化できる<どんぐり>は、
一つ作品が増える毎に、揺るぎない進化の証が増えるようなものですからね。

丁寧に取り組み、大事に保管しておきましょう。
この証が、何物にも代えがたい力になるのです。

ですから、来年こそは、
(私が尊敬したい)先生たちを、
心臓が飛び出るくらい、顔が赤くなるくらい
心底、驚かせてあげて下さい。

...全世界の子供達のために。

<どんぐりのせいくらべ>より
今年の家庭訪問のこと

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2014年07月31日
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●現在中2の<どんぐりっ子>です。現在の様子もリアルタイムでわかります。

*今は、算数オリンピックの問題を楽しんでいるようですよ。

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<問題を解くのには5分もかかりませんでした。>
2014.07.30
今日の文章題 環状道路
今回は2004年ジュニア広中杯トライアルNo6をやりました。大きな池があり、その周囲には環状の道路がある。この環状道路には4つのバス停があり、バス停Bはバス停Aから時計回りに1km進んだところにあ…
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<この発想のレベルまでくるともう私の力ではついていけないです。ちなみに模範解答とはまるで違う方法です。子供の考え方の方がはるかに芸術的だと感じます。どんぐり理論でいう小脳思考なのかもしれません。>
2014.07.26
今日の文章題 4目ならべ
今回は2002年ジュニア・算数・広中杯ファイナルNo4を選びました。ピータと平ちゃんがちょっと変わった「4目ならべ」で遊んでいます。たて6列、横6列の計36個もマスの中に、ピーターが黒石を、平ちゃ…
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<代数計算がどのようなときに役にたつのか瞬時に理解していましたが「ふ〜ん....」と言う感じで、自分のやり方の方がはるかに面白いと思う、とのことでした。〜具象思考がしっかりしていると抽象思考への移行は全く簡単です。>
2014.07.24
方程式
子供と話していたら、学校ではAlgebra(代数)はやったし終わったよ、とのこと。どんなことをやったのか聞いたら、ひたすら永遠に一次方程式の計算練習.....。ノートを見せてもらったらまるで○○式…
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<ずいぶんと長い文章ですが、一度読んで理解できました。日本語を全く勉強していないのにたいしたものです。子供は数式を一切使わずに解いてしまいました。>
2014.07.20
今日の文章題 とくべえさん
夏休みとあってストレスも全くなくとても調子が良いです。今回は広中杯中学生数学大会トライアル2003年No3-1を選びました。とくべえさんはその昔、神様から「魔法の倉」をさずかった。その倉に米を入…
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<今回は9割以上の時間を絵を描くことに使いました。問題自体はすぐに解けてしまいました。いくら何でもこんな簡単なわけないようなあ、とか言って逆に変に何度も見直したりしてました。>
2014.07.19
今日の文章題 トラック
今回は1999年算数オリンピックファイナルNO7を選んでみました。たくさんの荷物があり、それらの荷物の総重量は19500kgです。1つ1つの荷物の重さはわかりませんが350kgより重い荷物は1つも…
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*ブログ記事<驚くべき視点>も、どんぐりっ子ならではですね。
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<補注>

下記は遊びの一環に過ぎませんので、息抜き程度にしておいて下さい。「どんぐり」は、遥か彼方におりますので、ここまで降りていく必要は全くありません。
*広中杯とは
■世界数学界最高の栄誉であるフィールズ賞受賞者で、算数オリンピック会長
広中平祐京大名誉教授にちなんで2000年に創設され本年は第13回大会となります。
※参加資格と出題内容(学年は4月からの学年)

中学生ならだれでも参加できますが、
主に中学3年生を対象としています。
原則として出題問題は中学3年生1学期修了を
目安としますが、平面幾何(相似)に関しては、この限りではありません。

 

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2014年08月01日
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■Donglish感想:SUNSHINE_Noko<2014.07/26-27:15時間>

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<社会人>

先生の話を聞いて、びっくりの連続でした。ここまで詳しい理論立て、説明は初めてでした。

今までよく分からず苦労したことがウソのようです。自分自身の英語に対する姿勢が大きく変わりました。今まではよく分からない、分からないからだんだん嫌いになっていました。

正直、中学校1年生の1学期の学力で止まっていました。何故学校では、この教え方をしないのか本当に不思議です。もっと早くこの勉強方法を知っていたら…と悔やまれます。

今では考え方が180度変わり、英語が楽しくなりました。

まだまだ分からない単語等あるのですが積極的に調べています。先生に勧めていただいた辞書も非常にわかりやすいです。職場で使っている英語は、辞書片手であれば理解できるようになっています。また、一緒に受講した他2人の柔軟な発想にびっくりしました。講義を終えた後、彼らと話したのですが「どんぐり問題と一緒で頭で絵を書いて想像すれば簡単だよー」と言っていたので文章問題を解いた力が英語にも活かせることに驚きました。TEDはとても参考になります。これが分かるように勉強を続けていきたいと思います。次回も機会があれば、受講させていただきたいです。今回は、本当にありがとうございました。

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<中1>

「2日間語「句順訳」を学んでとてもわかりやすかったです。文法も3年生までやって、少し難しかったけど、とてもおもしろかったです。動詞の中に do が入っているなんて知りませんでした。そのことを教えてもらって、疑問文の作り方もわかりました。仕組みがよくわかりました。英語は難しいと思っていたけど、2日間教えてもらったら、英語って結構簡単なんだなぁと思いました。2日間は、勉強しているのにとっても楽しかったです。来年も講義を受けたいです。ありがとうございました。」

※<保護者より>以下、本人をみての感想です。今回、2日間の長時間の講義と2・3年の内容もするのでついていけるか心配していましたが、「楽しかった。わかりやすかった。英語って簡単やねんな。また行きたい。」と言っていました。言葉だけでなく、本人のうきうきした様子からも、すごく楽しんで講義をうけているのがよくわかりました。長時間の講義を受けているのに、とても元気でした。楽しいく元気になるような講義をしていただきありがとうございました。先生に教えてもらったTEDも聞いています。2日間ありがとうございました。受講仲間の方たちと食べた能古バーガーがすごく美味しかったようです。では、まだまだ、暑いですが、体調気をつけてください。

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<中1>

こんにちは。長丁場でしたが、あっという間に時間が過ぎた2日間でした。もともと、小学校の頃の英語の授業が面白くなく、いやでした。「海外の言葉だから難しい」という思い込みで英語を嫌いになっていたのかもしれません。そんな英語が先生の語句順訳を知って、解りやすくそして面白くなりました。少し遠かったけれど授業を受けてよかったと思います。今度、編集されたムービーを見て復習したいと思います。どんぐり問題をもっと頑張ろうと思いました。2日間、有り難うございました。p.s.のこバーガーがおいしかったです。

 

移植...バカも休み休み言え!

2014年08月01日
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■幼児期に育てなければならなかった感情回路の一つである<満足回路>の欠落が原因。 

中高一貫はダメだって…(外部受験するなら、選択肢に出来ますがメリットは限定的)中学受験をするためになされることは、現代のように子育てと教育環境が極端に悪化している場合には、致命的な不自然成長を引き起こす。中学受験そのものがいけないのではなく、そのための準備の仕方とそのために巻き起こる、無知が原因である、異常な子育てが、誘発されるからダメだってんの!オマケに、最高の成長のチャンスである高校受験を出来ないようにする。君たちは何を育てようとしてるのだ?人間じゃないのか?ただの高性能なマシンを求めてるのか?日常生活で人間的な成長ができない現代環境下では、自然に出来ていた昔の環境を恋しがるだけではダメで、教育の中に同時に人間形成と言う感情を損なわないで理論的思考も育てることが出来る、今までになかった全く新しい学習理論と手法が必要なのですよ。そして、それは、どんぐりに全て揃っている。

下記の2つのページだけでも読みなさい。 

http://reonreon.com/book-02.html> 次の記事で抜粋

http://quadri-s.co.uk/index.php?QBlog-20121014-2

http://reonreon.com/donguri_in_school.html> 

 <http://ankm.blog96.fc2.com/blog-entry-332.html

●教育関係者は、原因と理由がわからないのであれば、大慌てしなさい!
 そして、どんぐり倶楽部のHPを全て読みなさい。全部書いてある。
*具体的な直ぐに実践できる改善策が提示されているのにだよ!

長崎県教育委員会→命の教育「足りなかったのか」...は?...呆れる考え方である。
 無意味なことをどんなに積み重ねても無意味である。今の的外れな対応の原因は、対象である子供そのものが(家庭教育+学校教育が環境の変化に対応できずに幼稚な教育しか提供できていないがゆえに心が成熟していない幼稚な人間しか育てられていない)変わってしまっていることに気づかないまま、心が正常に育っているという前提(完全に勘違いして)で対処しているからである。
だから、今行われている対処法は全て無意味どころか、逆転反応が出てマイナス効果が現れる以外にはない。正しい事でも、1000回も小言のように言われれば、それだけでも「うるさい!(正常に育っている子供にもそう言わせることになる)」それなのに、「足りなかったのか?」...どこまで見えないのか。

バカも休み休み言え!

感情回路そのものが無い(未成熟、異常に育っている)者に対して、感情に訴える方法(正常な感情にしか響かない方法)が何か効果があるとでも思っているのか。
無知にも程がある。
根本的な体質改善療法意外に治癒する見込みが無い患者に対して、見当違いな対処療法をどんなに強力に推し進めても何の効果もないのは当たり前だ。相手を考えろ。

癌患者に、手洗いが一番大事なんですよ?
大怪我している人に、心の安静が一番?
慌てているだけの人に、今直ぐ手術します?

宿題も同じだ、そんなもので本当の学力(人間らし判断力を備えた思考力)は育たない、それなのに「足りなかったのか」と言い続けて何十年もそんなことを続けている。
学習方法(子育て方法)そのものが間違っているのだから、強化したら強化するだけ異常になるのは当たり前だ。
ところが、その、異常現象を目の当たりにしても、分からない、気づかない。

その眼は見事な節穴である。

何度も、何十回も、何百時間も、「結果−分析-原因解析-改善策の提示」を全て公開してきた。
君たちは分析さえも出来ない。勉強不足も甚だしい。
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長崎・佐世保の同級生殺害:命の教育「足りなかったのか」 苦悩深める学校現場 少女の高校「道徳授業、充実させていた」毎日新聞 2014年07月31日 西部朝刊

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2014年08月01日
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■少女の部屋から人体図の医学書押収 佐世保高1女子殺害<2014.08/01

*公開はできませんが、非常に簡単で確実で誰も傷つけない予防策もあります。

 

■新・絶対学力:糸山泰造著/文春ネスコ (2004/03)

今から11年前に出した本である。最後のコラムを読んでいただきたい。

http://www.amazon.co.jp/糸山-泰造/e/B004LLMN3G/ref=ntt_athr_dp_pel_1

<本文原稿より抜粋>

 

§イメージトレーニングと無意識の行動

 

さて、次に無意識の行動にイメージトレーニングが大きな影響を与える理由を考えてみましょう。

 無意識の行動とは視覚イメージの後追い行動です。瞬時に再現された視覚イメージを体(頭)が真似しているのです。ですから、意識よりも素早く反応できるのです。無意識と言うよりも体(頭)が視覚イメージの後追い(真似)をしている現象なのです。視覚イメージの再現速度は人間の反応の中でも最速ですので様々なパターンを瞬時に再現できます。ですから、刻一刻と変わる状況にもトレーニング次第で瞬時に対応できるようになるのです。「無意識の中にも視覚イメージありき」ということです。体(頭)はイメージを追う(真似る)習性があります。ですから再現イメージは理想的なイメージであることが必要ですし、正確で現実的な方がいいのです。反対に失敗のイメージややってはいけないイメージを再現していると無意識に反応するときには、その悪いイメージを真似てしまいます。これが悪いイメージトレーニングをしてはいけない理由です。このことは子供の教育方法や一生の考え方にも大きなヒントとなります。特に十二歳以下の子供に反面教師は通じない、してはいけない、見せてはいけないということの理由の一つにもなっています。

 

<中略>

 

◆教育コラム・残虐で幼稚な犯罪の元凶と予防策◆

 この本の執筆中に中学生が幼児を殺害するという事件がおき、多くの専門家がコメントを発表しました。

 しかしながら、それらのコメントは何ら事件の本質を指摘するものではありませんでした。

  事件の本質は

「見せない教育の欠如」

 と

「考える力の欠如」

 です。

 どちらも小学校時代にしておかなければならない教育の欠如と言えるでしょう。

 そして、この教育の欠如を補うには、豊かな教育しかありません。

 豊かな環境を与えることだけが真の更生につながるからです。

 

 よく青少年の犯罪で「罪の意識が薄い」「反省が見られない」「短絡的な犯行である」「予兆を見逃していた」等のコメントを耳にしますが、

犯罪を肯定するように育てられてしまった子供には無意味な言葉のように聞こえます。

 頭(体)が肯定していることに罪の意識を感じるはずがないからです。

 本人はピンとこないのです。

 無意識に「目にした・ありえることなんだ・あっていいんだ」と頭(体)が理解しているのですから、

知識的に「いけないこと」と言っても頭(体)は理解できないのです。

 

 ですから、豊かな教育なくして本当に加害者が反省することはないのです。

 現状での緊急課題は、遅くとも12歳以降に入力される情報の洪水に対して正しい判断をすることができるように子供たちを育てることです。

そして、そのためには小学校での「表面的学力(読み書き計算力)ではない考える力」の養成と一般家庭への「見せない教育」の奨励が必須課題となります。

 

この二つのことを無視していては、いつまでたっても残忍で幼稚な犯罪は減少しないでしょう

 

■ここでいう学力とは、人間的な判断力を伴った思考力です。表面的なパターン学習で獲得できる成績用の学力とは異なりますので注意。 成績の良い学力不足者はゴロゴロいます。

■育て方は、「自然を相手にした外遊び」と「どんぐり問題」だけで十分です。 

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2014年08月03日
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これが、保護者がすべき鮮やかなリセットです。しかも、国外在住のお父さんですよ。
*親の見事なリセットは、子供の見違えるほどの進化を保証します。まぁ、当たり前ですね。子供達には力があるのですから。環境設定さえできれば、見事に育ちます。

<メール紹介>
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糸山先生:
どんぐり倶楽部に出会ったときからの経過を書かせていただきます。

どんぐり倶楽部に始めて出会ったのは息子Yが10歳の誕生日でした。(分数の教え方で良い方法はないかネット上で探していたときにどんぐり倶楽部のHPを見てみたことがきっかけです。)

それまでは、公文や日本語補修校こそ行かせたことはないのですが、ピアノ、水泳、塾には行っていました。ゲームは9歳の誕生日に買い与えてしまいましたが、その後すぐににチェスと出会い、それ以来ゲームはやらなくなりました。

どんぐり倶楽部のHPを見た次の日に習い事はすべて止めました
その日からテレビは見ないことにしまして、ゲームは捨てました
その後、テレビも捨てました。その時以来、テレビとゲームは家にありません。

出会った次の日から塩抜きのため2週間くらいは一切何もしない期間にしまして、
それからどんぐり問題をはじめました。

最初の2ヶ月くらいは 2MX、3MX くらいを選んであげて週に1問から2問やりました。
最初は解けませんでしたが、絵は比較的描いており、絵を描くこと自体は楽しんでいたと思います。
1問解けてみると少し気持ちに余裕ができたのか比較的スムーズに続けることができました。

その後は、息子Yが5MXから自分で選んでどうしてもやりたいというので好きなようにさせました。(英国では5年生だったので、その当時はまだ変なプライドがあったのだと思います。)自分で選んだ問題をやるときは気持ちが入っていて、たとえ解けなくても絵を描きながらねばりにねばって考え続けていました。

始めてから半年後くらいには、かなり軌道に乗ってきたように思います。
ごくたまに短期的に1日1題のペースでやるときもありましたが、だいたい週に1〜3問くらいやってました。解けないときは1つの問題に数週間考え続けることも少なくありませんでした。

始めてから1年後くらいに、EX問題のようなできるだけ難しい問題をやってみたい、と言うのでEX問題や受験問題から選んで通常のどんぐり問題に混ぜながらやりました。

その後、この状態をプライマリーを卒業するまで続けました。

学校は公立の現地校でしたので、どんぐりをやる環境は整えやすかったですし、学校がどんぐりの足を引っ張ることもあまりありませんでした。

様々な困難なことや紆余曲折は当然ありましたが、
どんな時もどんぐり問題をやるときは私も子供といっしょにいましたし、楽しい時間を共有できたと思います。

息子Yについてですが、
息子Yは小さいときから自分で納得しないものはまずやりませんでした。
どんぐりに出会う前は、塾にも行ったことがありますが、例えば百マス計算のプリントを10枚くらいもらってもやったのは1枚目の1,2行くらい、漢字テストも練習は絶対に嫌がり、100問中いくつか書いて、結果は100点満点で3点とか、そんな感じでした。
でも本人は、それをくやしいとか、自分ももっと覚えなければ、とか全く思わなかったそうです。
なぜそんなことをやらないといけないのか分からなかったから絶対にやるのが嫌だったと今でも話してくれます。
今思えば、息子Yはたった一人で自分で自分を守っていたのだと思います。
そういう意味では”天然”な部分はあったのかもしれないです。

<中学での様子>
http://quadri-s.co.uk/index.php?QBlog